【緊急入院】トリアージという名の闇を体験

 

こんにちは、うどんです。

 

 

久々のブログ更新。

別にサボってたわけじゃないんです。

 

 

ここ最近忙し過ぎてブログどころじゃなかったんです( ゜ q ゜ ;)

 

 

旦那くんが急遽入院してました

病室のイラスト(背景素材)

 

実は旦那くんが入院してました。

(現在は退院し、仕事も復帰しています。)

 

 

入院したのは土曜日。

土地の『配置決め』の直前に草刈りをしていた最中に咳が止まらなくなり、急遽病院へ。

 

 

18時前に病院へ行き、緊急外来で2時間半近くひたすら待たされ。

診察する頃には症状が悪化し、呼吸が上手く出来ない状態になっていました。

 

 

縦隔気腫・皮下気腫と診断されました

 

縦隔気腫とは?

縦隔気腫とは、気管や気管支に傷を負ったことによって、胸の中央にあり左右の肺を分けている縦隔の内部に空気がたまってしまう症状をいいます。

原因は何らかの外傷であることがほとんどですが、喘息や中耳炎が原因で起こる場合や、原因不明のケースもあります。

縦隔気腫自体の治療は特になく、外傷等原因の治療や手術を行ないます。

(引用元:【医師が監修】縦隔気腫の症状・原因・治療 Doctors Me(ドクターズミー)

 

病院の先生からは一般的に車の事故などで負った外傷が原因で縦隔気腫になることが多いそうです。

ただ、場合によっては喘息で咳をし過ぎて気管が破けてしまい、そこから空気が体内に漏れてしまうケースもあると仰っていました。

 

 

体内に漏れた空気が最悪の場合は、気管を押しつぶし窒息死する恐れもある恐ろしい病気です。

勿論、早い段階できちんとした治療を行えば命に関わる病気ではありません。

 

 

基本的には手術はせず、病院等で安静にしていれば問題ありません。

旦那くんの場合は入院してから4日ほどで傷が塞がり、1周間で退院できました。

 

 

皮下気腫とは?

皮下気腫というのは、皮下の組織内部に空気が溜まってしまった状態を指しています。

肋骨や胸骨の骨折、胸部の打撲があった際などに、肺・気管支・食道などが損傷を受けることで生じるものです。

皮下気腫という状態そのものは、特別な症状が見られないのですが、患部が圧迫されると、雪を握ったような感触が見られるようになります。

(引用元:皮下気腫の症状・原因・治療 Doctors Me(ドクターズミー)) 

 

縦隔気腫と共に皮下気腫とも診断されました。

皮下気腫とは、簡単に説明すれば本来あるはずのない体内の空間に空気が溜まってしまう症状のことを言います。

 

 

旦那くんの場合は、気管が破けたことが原因。

そのため、最も喉下(胸部上)あたりに手を当てるとポコポコと空気が漏れているのが体感できました。

耳を当てるとポコポコと音もするほどなので気持ちが悪かったです(´∀`;)

 

 

緊急外来で5時間待った末に入院

 

今回、病院で診察まで長時間放置されたことが原因で入院となりました。

なぜ長時間待たされたことが原因だと言い切れるかというと。

 

 

☑受付時は咳が出るのみで呼吸はきちんと出来ていた。

☑受付から2時間半ほど経過した頃から呼吸がうまく出来なくなった。

 

 

縦隔気腫の主な症状として、『呼吸困難』が挙げられます。

病院の受付時に咳は出ていましたが、呼吸はきちんと出来ていたため、この時点では喘息が悪化した状態です。

 

 

どのように症状が悪化したかというと…

 

咳が止まらなくなり病院へ

  ↓

長時間病院で待たされ症状が悪化し始める

  ↓

2時間半ほどして呼吸がうまく出来なくなる(←おそらくここで縦隔気腫となる)

  ↓

3時間待った末に診察し、喘息かもしれないと言われる

  ↓

心電図検査し、別の医師にCTに縦隔気腫のおそれがあると説明される(4時間経過)

  ↓

CTで縦隔気腫・皮下気腫が判明し、入院(5時間経過)

 

 

入院の手続きが終わった頃には既に5時間が経過していました。

おそらく、病院へ行き2時間半ほど経過したあたりで喘息→縦隔気腫へと悪化した模様。

 

 

トリアージと言うなの闇を目の当たりにした

 

土曜日の緊急外来をやっている病院へ行った結果がコレ。

自分達よりも後から来た患者を何組も見送りました。

 

 

待合室には『トリアージ実施中』という張り紙。

2時間半黙って待合室で待ち、呼吸がうまく出来なくなった旦那くんを見て看護師さんに「いつまで待たせるんだ」と文句を言いました。(勿論、もっとオブラートに包んでクレーム入れてますw)

看護師さんからは「もう次ですので、少々お待ちください」と言われましたが…

 

 

それはクレーム入れなかったらもっと待たされたのだろうか?

『トリアージ』ってなんなの?

症状を悪化させ、入院にまで追い込んだ『トリアージ』という名の闇。

 

 

そもそも『トリアージ』とは何ぞや?

 

簡単に説明すると、患者に優先順位をつけて優先度の高い重症患者から診察を行うことをさします。

具体的にどのように症状の重い・軽いを判断するかというと…

 

f:id:aquarius19840122:20170622203731p:plain

上記表のように歩行出来て外傷がない患者は優先度が最も低く判断されます。

 

 

勿論、トリアージという取り組みが全て悪というわけではありません。

いざという時に受付順に診察・治療を行っていては救える命も救えないでしょう。

 

 

ただ、歩行が出来て外傷がないからといっていつまでも待たせるのはどうなんだろう?

待ち時間中に自分で歩くことが出来なくなり、車椅子で移動。

待ち時間中に優先順位上がる可能性は考えていないのだろうか?

 

 

待ち時間長い患者には、定期的に様子を見に来て症状が悪化してないか、緊急度が上がってないかを確認すべきなのではないだろうか?

医者や看護師も少ない人数でやりくりしているのだから仕方がないと考えるべきなのかもしれませんが、『トリアージ』のせいで入院させられた患者・家族の身にもなって欲しい…( ノω-、)

 

 

まとめ

 

今回はトリージアのせいで入院するまで症状が悪化し、不満タラタラです。

ただ、世の中には「トリアージに救われた!」と言う方もいらっしゃるんでしょうね。きっと。

 

 

喘息の症状が出ているのに放置してしまった我々にも問題があるのでしょうが…

私次の日池袋で1日仕事だし!

入院の手続き終わったの日付回ってたし!

もう本当にいい加減にして〜〜(ノ∇・、)クスン

 

 

池袋での仕事終わりに旦那くんの着替え病院に持って行ったり。

仕事も急遽休めないので、仕事終わりに病院に通う日々。

 

 

脳が緊張状態になっててよく眠れないもんですね。

毎朝謎に6時台に目が覚めてしまい、寝た気がしませんでした…。

 

 

疲れてるのに眠れない1周間乗り切りました〜ヽ( ´q`)ノ

旦那くんの喘息もほとんど出ていないので一先ず安心、かな?

 

 

これからは旦那くんの健康のためにもお弁当に喘息に良い食材を積極的にいれてみようかしら。

 

 

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