新型コロナで妊婦がどれだけ苦労してるか伝われ!!
妊娠33週の妊婦です。
今回は、新型コロナ騒動で多くの人が苦労していると思いますが、妊婦の立場でどれだけ大変な思いをしているかを多くの人に知ってもらいたい一心で記事を書きました。
ベビー用品を買い占められる
妊婦として本当に腹立たしいのがこのベビー用として売られている商品を赤ちゃんのいない家庭及び転売ヤーたちが買い占め、本来必要としている妊婦さん及び小さい赤ちゃんのいる家庭に行き渡らないことです。
ベビー用おしり拭き
何に使うつもりですか??
おしり拭きにはアルコールは入っていません。
おしり拭きで拭くくらいなら、その辺にあるタオル濡らして拭いてください。
ミルトン
哺乳瓶やおしゃぶりなどを消毒する消毒液です。
あなたは哺乳瓶で飲み物を飲んでいるんですか?
おしゃぶりを咥えないと寝れないんですか?
赤ちゃんの命を守るための消毒液です。
そんなに消毒したいのであればハイターでもふきかけとけばいいんじゃないですか?
ベビー用ガーゼ
赤ちゃんは汗を拭いたり、沐浴の際に使用したり利用シーンは様々です。
マスクが売ってないから自分の身を守るためにガーゼでマスクを作りたいのは分かります。
ネットでガーゼが高く売れるから買いたいのは分かります。
ただ、これから産まれてくる赤ちゃんが必要なものを奪ってまで買うほどのものですか?
着なくなった服やハンカチで代用できますよね?
多くの妊婦及び小さい赤ちゃんのいる家庭では、次どんなデマ情報が流れ、どのベビー用品が買い占めにあうのが怯えながら生活しています。
自分の命が大事、お金を稼ぎたい気持ちは分かりますが、ベビー用品には絶対に手を出さないでください。
必要な分だけ買ってるのに文句を言われる
私は言われたことがないですが、スーパーやドラッグストアでオムツなどを買っているママさんに対して「買い占めはよくない」と言ってくる年配の方が出没しているようです。
そもそも、小さいお子さんのいる家庭では週に何度も買い物に行けません。
ましてやこのコロナ騒動の中、自粛自粛言われている中です。
また、オムツやおしり拭きの消費は非常に激しいのです。
育児経験の乏しい人からしてみたら、買い占めていると思われるかもしれませんが、棚にあるオムツすべてカートに入れているならまだしも、両手に1袋ずつ持ってるのは育児をしている人からしてみれば通常の買い物レベルです。
自粛自粛でストレスが溜まっているのも分かりますが、赤の他人にあたるのはやめましょう。
妊婦が感染すると出産後子どもに会えない
妊婦が新型コロナに感染した場合、まず予定していた産院では出産できません。
指定された産院での出産となり、また帝王切開となる場合があります。
また、出産後は母子ともに陰性になるまで面会は行えません。
産まれたばかりの我が子を抱けず、母乳もあげられないのです。
里帰り出産の予定が産院から拒否される
里帰り出産を予定していた妊婦さんの中には予定していた産院から受け入れを拒否されるケースをちらほら見かけます。
あくまで新型コロナが流行する前に里帰り出産を予定していたにも関わらずです。
30週以降に拒否され、これから産院を新に探さなければならないという状況に追い込まれている方もいます。
出産とは命がけで挑まなければならないのに予定していた産院で出産できず、代わりの産院を自分で探さなければならないことがどれだけ精神的にも肉体的にもストレスになるか考えてみてください。
産院での立ち合い・面会が全面的に禁止
また、里帰り出産を拒否されていない妊婦さんでも産院から「定期健診時の立会い禁止」「立ち合い出産の禁止」「産後入院中の面会禁止」の通知が来ています。
実際に私の産院が4月13日から上記制限を設ける連絡が来ました。
もちろん、妊婦及び産まれてくる赤ちゃんのことを第一に考えての制限なのは分かります。
ただ、私のような初産の妊婦たちからしてみれば身内が誰もいない中、未知の長時間の痛みに耐えなくてはいけない不安と恐怖を戦い、新型コロナ感染の恐怖とも戦っています。
症例が少ないのは妊婦は細心の注意を払っているから
ニュースなどでよく妊婦の症例が少ない、妊婦はコロナにかかりにくいと報道されています。
実際に4月9日8:51頃に放送されていたスッキリで「妊婦だから免疫力が低下することはない」「妊娠中は重症化率は一般の方と同じかむしろ低い値が報告されている」と報道されていました。
しかし、妊婦の免疫力は妊娠することによって低下しています。
つまり、免疫力が低下している妊婦が新型コロナにかかりにくいわけがないんです。
しかし、確かに妊婦の症例が少ないのも確かだと思います。
ただ、それも自分の命だけでなく、お腹にいる赤ちゃんを守るため必死になって細心の注意を払って生活しているからです。
私も産休に入ってからは外に出るのは週に1度、最低限の買い物のときのみ。
また、その買い物も極力人がいないであろう夜の時間帯に合わせています。
混雑している場合はそのままお店を出ることもあります。
決して、妊婦が新型コロナにかかりにくいという報道を真に受けないでください。