社会保険から国民健康保険に切り替えると保険料はどれくらい増える?

 

こんにちは、うどんです。

 

 

約1ヶ月前に退職した私ですが、社員の強みである「社会保険」の素晴らしさと活用の促進を本日は行いたいと思います!笑

実際に私が退職に伴い、社会保険から国民健康保険に切り替えどの程度保険料が増減したのかについても詳しくお話しします。

 

 

国民保険に切り替えて保険料が増えた

 

一般的に正社員の方は、お勤めの会社で決められた社会保険に加入することが出来ます。

社会保険の場合は、会社側から保険料の一部が負担されるため、基本的には国保より保険料が安く済みます。

 

 

私の場合は国保に切り替えたことにより1月あたり8,960円保険料が上がりました。

年間で考えたら107,520円も追加で費用がかかることに…

 

 

高過ぎΣ(゚Д゚)

 

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上の表は実際に私の退職後と退職前の保険料の差を比較したものです。

会社で加入している保険会社や収入の額によって保険料は変わりますので、参考程度になさってください。

 

 

こうして見比べてみるといかに社会保険が有り難いかがよく分かりますね。

正直、退職前に周囲から「年金」や「保険料」が高くなるから覚悟しておけよ、と人生の諸先輩方から忠告を受けていたのですが…

 

 

まさかこんなにも高額だったとは!!

 

 

国保に乗り換えると一般的に保険料が値上がりします。

ちなみに、私の場合は任意継続にすると国保より3,000円高かったです。

➤任意継続についてはこちらの記事を参考にしてください。

 

 

国保や任意継続の手続きをしないとどうなる?

 

いざ病気になったときに医療費が全額負担となります。

例えば、私は現在虫歯治療で歯医者に通院しているわけですが、7月の医療費を表にまとめてみました。

 

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国保に入っていたため、医療費としての負担額は10,710円です。

 

 

しかし、国保の保険料は21,000円。

保険料と医療費を合わせてみると、31,710円ですね。

国保に加入せずに全額自己負担の場合は35,700円です。

差額はたったの4,000円弱ということになります。

 

 

あれ?国保に入らずに全額負担でも実質出費の金額はあまり変わってない…!?

 

 

勿論、病気をしない!病気になっても病院行かない!といった方は国保に入らない方が出費を抑えられます。

寧ろ病院を利用する頻度が少なければ少ないほど保険料だけ払っている状態になるわけです。

 

 

ちなみに、1年間病院を一切利用しなければ私の場合は25万も出費を抑えられらるようです。

(25万あったら宝くじ買って一発あててぇ…)

 

 

退職後に国民健康保険・任意継続に加入しないリスク

 

勿論、保険に入らないということはその分大きなリスクも背負うことになります。

 

 

法令違反

退職後に国民健康保険又は任意継続の手続きを行わないと法令違反となります。

そもそも日本は「国民皆保険制度」を採用しており、健康保険に加入することは任意ではなく、義務とされています。

法令違反となった場合、10万円以下の罰金が課せられます。

 

 

まあ、一般的に罰金になることはほとんどなさそうです。

ただ、長期的に未加入だった場合に国保に加入しようとすると、未加入期間をさかのぼって保険料を請求されます。

 

 

未加入期間をさかのぼって保険料を請求されたか?

退職日から5日後に区役所で国保の加入の手続きを行った私ですが…

諸事情で退職日までさかのぼって保険料は請求されませんでした。

 

 

国保に入るためには住民票で登録されている市区町村でないと対応出来ないと電話口で断られていたため、「住民票の移転手続き」「国保の加入」「国民年金の手続き」を合わせて行いました。

ちなみに、住民票は群馬(実家)のままになってました。

 

 

ネット上では退職日までさかのぼって国保の加入が出来ると記載があったため、退職日から2日後に保険証なしで歯医者を利用。

窓口でその旨を伝え、退職日までさかのぼって加入したいと申し出たところ…

 

 

退職日から2日後はまだ住民票が群馬にあるため、群馬県の市区町村でないとさかのぼって国保に加入することが出来ないとのこと。

(※国保の手続きは住民票のある市町村でしか行えません。)

 

 

つまり、私の場合は住民票を移すまでの期間中は群馬でしか加入の手続きが行えないため、埼玉の役所ではさかのぼって加入させること自体出来なかったというわけです。

 

 

歯医者に行ってなかったら「ラッキー」で終わったのですが、利用してしまったものは仕方がない。

いや、そこを何とかしろよ!せめて群馬の市役所に連絡して仲介してくれよ!

と、やんわりと言うも、そこはお役所仕事。

「こちらではお手続き出来ません。住民票を移す前の市役所でお手続きを行ってください。」と言われ、ちょっとイラッとしました( ̄▽ ̄;)

 

 

さすがお役所…サービス精神皆無だな…

 

 

ちなみに、住民票で登録していた市区町村で国保の手続きを行えば自己負担した7割がちゃんと戻ってきます。

 

 

ちなみに、遠方の市区町村だったとしても役所に電話で事情を説明すると、書類一式を郵送で対応してくれます。

 

 

診療費の全額負担

当たり前ですが健康保険に加入していると診療費は3割負担で済みます。

しかし、退職後に国保の加入の手続きを行っていないと急に病気になった際に病院を利用する際に全額自己負担することになります。

 

 

実際に日常生活を送る中で起こりうる病気や事故などの診療費は下記の通りです。

 

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特に大きな病気や事故に巻き込まれ、入院することになった場合1日入院するだけで70,000円請求される可能性もあります。

全額自己負担は正直厳しいですよね(;´▽`A``

 

 

こういったイレギュラーな出来事のために保険があるわけですね。

 

 

まとめ

 

社会保険に加入されている方は安い保険料できちんとした診療を受けることが出来るという立場を有効に活用してください。

 

 

また、退職後に私のように国保に新たに加入したり、任意継続で会社の保険を継続する場合は、通常よりも高い保険料を支払うことになります。

せっかく保険料を払っているので、体調を崩したもののお金がかかるから~と病院に行くのを避けずに積極的に医療機関を活用してください。

 

 

正直、社会人だった頃は自分がどれくらいの保険料を支払っているか、だとかあまり意識していなかったこともあり

 

病院に行く=時間とお金がかかる

 

と、思い込んでおり、ドラックストアで売っている薬を飲んでごまかしごまかし仕事をしてました。

今思うと、すごく勿体ないことしていたなぁ…と後悔してます(;´▽`A``

 

 

是非、みなさんも体調崩した際は早く回復するためにも医療機関を利用し、加入している健康保険を有効活用しましょう!