【西伊豆】葛城山ハイキング〜小坂みかん農園コース〜
こんにちは、うどんです。
GWに伊豆旅行に行ってきました。
今回はアウトドア三昧ということで西伊豆にある葛城山にハイキングに行ってきたので、ハイキングの所要時間や難易度、頂上からの景色などを紹介しようと思います。
是非、ご旅行の計画時の参考になさってください。
葛城山ハイキングを甘く見るな!
ネット上や現地の看板でも「ハイキング」と記載されてますが、ハイキングにしてはかなりハードです。
初っ端から急斜面が長い距離続いてたり、狭く荒々しい山道を登って行くので、小さいお子様連れや体力に自信のない方はやめておいた方が良いです。
今回は、「小坂みかん農園」からのコースです。
実はこれ以外のコースがよく分からず、「小坂みかん農園」からのコースであれば無料の駐車場があるらしいとネットに情報があったので、その情報を信じてこちらのコースを選びました。
トイレも駐車場に併設されています。
ちなみに、登頂までトイレはありませんので、ご注意ください。
登り口にあるマップで現在地を確認し、いざ出発です。
ここからは時間を追って登頂までの流れをご紹介します。
9:00頃に出発です。
写真からだと分かりづらいかも知れませんが、初っ端から急な上り坂が続きます。
しかも、アスファルトなので「これ…バイキングなの?」と私も旦那くんも文句たらたらでひたすら登り続けます。
少し開けた場所に出ると、遠くの方に町が見えて、なかなか景色が良かったです。
急な上り坂でふらふらになりつつもひたすら登り続けます。
ひたすら登り続けること30分ほどで道の脇に レジャーシートをひいて10分ほど休憩。
普段登ることのない急な坂をひたすら登ったことで、いつも使わない筋肉が悲鳴をあげてました。
特に太ももと足の付け根が痛かったです。
休憩後、少し登ると急斜面のアスファルトから足場の悪い山道に変わります。
アスファルトよりも足場は悪いですが、多少斜面が緩やかに なったので少し足取りが軽くなりました。
ロープウェイの真下の山道を通ったのが9:50頃でしたが、この辺りが中間地点みたいです。
葛城山はバイキング以外にもロープウェイで山頂に行くこともでき、ロープウェイで登るのが一般的のようです。
我々が登っていたときも3組ほどハイキングしている方とすれ違いました。
ハイキング開始から50分ほどでようやく葛城山登り口の看板を見つけました。
この登り口付近には一切駐車場等ありませんので、ご注意ください。
登り口に入ると人1人歩くのがやっとな細い山道に変わります。
斜めに立っている木の下をくぐって先に進みます。
ハイキング開始から1時間20分ほどでツツジがちらほら見えてきました。
写真左上には、アスレチックらしきものも見え、「んん?頂上にアスレチック?」と疑問を抱えつつも登ると…。
無事、10:28頂上に到着しました!
この日は雲一つない晴天で、頂上からは富士山がしっかり見えました。
小坂みかん農園コースの登り約1時間半かかりました。
看板では、60分と記載がありますが、荷物の量や休憩を挟むかどうかによって30分前後の誤差が生じると思います。
実はこちらの葛城山はツツジで有名らしいです。
5月中旬〜下旬にかけて見頃となるそうです。
私が行ったのは4月下旬だったので、見頃はこれからでしたが、結構綺麗でした。
ただ、ちらほらと咲いているツツジがある感じで、一面ツツジの花が咲いてはいませんでした。
葛城山にあるツツジは、人が植えたものではなく、自然に生えているそうです。
また、なぜか春なのにもみじが綺麗に紅く色づいていました。
葛城山にはもみじの木もたくさんあるので、秋の紅葉シーズンにもオススメです。
頂上にはスカイデッキもあり、日差しが強くなければ晴れた日に富士山を眺めながら休憩することもできます。
ちなみに、予約制の有料プレミアムラウンジもありました。
プレミアムラウンジの料金は上記の通りです。
また、キャンセルの場合は、キャンセル料が発生しますので、必ず予約する前に天候等の確認を忘れずに行ってください。
頂上には、ラウンジ以外にも食事ができる「かつらぎ茶寮」もありました。
そばやうどん以外にもお団子やかき氷なども食べれます。
飲食は「かつらぎ茶寮」内でももちろん食べれますが、山頂全体にベンチがあるので、天気の良い日は外で食べるのもオススメです。
今回は持参した食べ物と飲み物をベンチに広げて休憩タイムです。
1時間ほど頂上付近を散策したり、食事をとったり、休憩ののち。
頂上展望コースへ向かいました。
山頂展望台からの眺めがこちらです。
標高452mではあるものの、天気が良ければ富士山もしっかり望めます。
この日は富士山頂上付近に雲がかかっておりましたが、時間とともに雲が晴れたりもしたので、晴天の日は諦めずに雲が流れるのを待ってみるといいかも知れません。
展望台の近くには「源頼朝の鷹狩のブロンズ像」もありました。
源頼朝の像の奥に進むと「百体地蔵尊」が待ち受けていました。
その名の通り、こちらには百体のお地蔵さまが寄り添うように建っています。
健康・良縁・厄除・進学成就・金運等のご利益があるとされています。
願い事を赤い胸かけに書いてお地蔵さまに奉げ、願いが叶うと黄色い胸かけに書いてお礼をするそうです。
今回、行ったときには残念ながら黄色い胸かけを見ることはできませんでした。
こちらは「地蔵棚」と呼ばれているもので、小地蔵さまに胸かけをかけて奉納します。
小地蔵さまはスカイデッキにある「ミュージアムショップ・スカイ」で販売しています。
お次はボードウォークです。
ボードウォークを渡ると「さえずりの丘」と「幸せの鐘」まで行くことができます。
「幸せの鐘」は恋人の聖地とされており、良く響き渡る鐘を恋人同士で鳴らすと願いが叶うと言われています。
残念なことに「幸せの鐘」付近にはイタズラ書きがたくさん書かれておりました。
こんなところにまで来てイタズラ書きをする人の気が知れませんが、すごく残念な気持ちになりました。
イタズラ書きがされているから自分も!などと軽い気持ちで絶対にイタズラ書きしないでください。
葛城山の山頂には無料で足湯も楽しめます。
足を拭くタオルをお持ちでない方は、100円でタオルを販売しています。
富士山を眺めながら、少しぬるめの足湯に入ってハイキングの疲れを癒やしました。
疲れたときの足湯は本当に気持ちいいですね〜。
足湯で疲れを癒やしたら下山です!
登ったときに思ったのですが、看板がやたらボロボロなんですよね。
私のようにロープウェイがあるのにわざわざハイキングする物好きはあまりいないんでしょうね。笑
登っている最中は登るのに必死で気づきませんでしたが、綺麗な花も咲いていました。
花の名前は分かりませんが、ハイキングにはこういった楽しみ方もあってロープウェイとは違った良さがありますね。
13:50頃に無事下山しました!
上り▶︎約1時間30分
下り▶︎約35分
上りと下りとで1時間ほど差がありますが、上りのときは休憩したり、写真を撮ったりで実質30分ほどの差だと思います。
まとめ
葛城山ハイキングをして思ったのは、ハイキング気分で行くと痛い目を見るということです。
小さいお子さん連れや体力に自信がない方はロープウェイを利用することをオススメします。
スカイデッキの近くにはアスレチックがいくつもあるので、お子さんも満足すること間違いなし!
是非、ご旅行経過の際は葛城山も候補にあげてみてはいかがしょう?